オモシロ懐かしい少年時代〜青春時代。俺たちの昭和カルチャー・ザ・クロニクル
発売日
2018年2月13日(火)
定価
1,280円(税8%込)
夢、あふれていた俺たちの時代 1986-1988
昭和40年男たちが少年から青年を経て大人への道をまっしぐらに歩んでいた時期は、日本経済が沸点へと向かって急上昇していた時期とピッタリ重なる。そうした勢いを肌で感じながら成長してきたのだから、きっとその影響を多大に受けているはずだ。本誌は、そんな「夢、あふれていた時代」からある1年に焦点を当て、当時の希望に満ちた日々を振り返りながら世代的ルーツの一端を探り出そうという、ある種の“試み”である。今回は昭和61~63年(1986~88年)へ時間の旅に出かけよう。 ※シリーズ最終巻
ホンダ創業者である本田宗一郎が夢に見たF1制覇が、この年に初めて現実のものとなった。ホンダF1の黄金期のスタートを切ったこの年、チームを率いた桜井淑敏に勝因とその内実について聞いた。
3度の三冠王獲得など、怪物ぶりを発揮していたロッテ・落合博満が移籍することになり、中日との間で1対4のトレードが決まった。4人のうちの1人であった中日・牛島和彦投手は、突きつけられた移籍と引退との間を48時間にわたり揺れ動いた。
当時29歳のマイケル・ジャクソンが、クインシー・ジョーンズとの3度目のタッグ作品である『BAD』をリリースしたこの年。ワールドツアーの皮切りとなる日本公演のために初めての単独来日で、日本中がMJフィーバーに沸いた。
猪木から長州らへの世代交代をめぐる流れのなかで、ファンの期待を裏切るような出来事が相次いで起こったこの年の新日本プロレス。テレビ時代に終わりを告げつつあったプロレス人気は、猪木時代の終焉となったこの年を契機に低迷していく。
家族と共に過ごすイベントから、恋人と過ごすイベントへ。クリスマスのイメージを大きく変えるきっかけとなったCMが放送された。当時、無名の深津絵里出演による印象的なこのCMがいかにして出来上がったのか、CMディレクターの早川和良に聞いた。
ホンダ・プレリュードが築き上げ、一強が続いていた"デートカー"市場を奪い取った5代目シルビア。ゴテゴテからエレガンスへと舵を切って大ヒットとなったS13シルビアは、フェアレディZ、スカイラインを擁する日産だからこそ作れたモデルだった。