みんな集めた仮面ライダーカード!
原寸での552枚一挙掲載は永久保存版だ。
俺たちが愛した昭和ヒーロー
俺たちがガキの頃は個性的でスケールの大きなヒーローがあふれていた。憧れながら学びとり、未来を夢描かせてくれた。どんなピンチにも負けずに立ち向かっていくスピリットは今も俺たちの心に深く根づいている。いま一度鮮明に取り戻していただきたいとの願いを込めて『昭和40年男』に掲載された珠玉のヒーローたちをここに集めた。明日への元気と夢につなげてくれ!
初代ウルトラマンが地球に現れてから、半世紀以上が過ぎた。我々の幼年期はウルトラ戦士たちと共にあり、その精神は次の世代へも受け継がれようとしている。その精神の根幹をなすものとは何か、歴史を振り返りながら確かめたい。
特撮ヒーローが群雄割拠する1972年、男女合体変身、ウルトラ兄弟、怪獣より強い超獣などの新機軸で昭和40年男世代を熱狂させた『ウルトラマンA』。主役・北斗星司を演じたレジェンド、高峰圭二からの熱いメッセージが届いた!
地獄の軍団ショッカーが迫る土曜夜7時半、俺たちはテレビの前で彼の登場を待った。彼の名は仮面ライダー!ヒーロー番組の枠を超え、さまざまな影響を俺たちに与えた彼の功績を、極私的趣味も交えつつ考察したい。
鍛え抜かれた筋肉、目にも留まらぬ身のこなし、そして「アチョー!」という叫び声=「怪鳥音」。何もかもが前代未聞の衝撃だった。しかしその存在を知った時、ヒーローはもうこの世にいなかった。今なお我々を惹きつけてやまないブルース・リーの魅力とは―
庶民の晴らせぬ恨みを晴らすため、闇で活躍する仕事人たちを描いた必殺シリーズ。刀でバッサリと仕留める技から、三味線の糸での吊し技、かんざしや鍼での一刺しなど、数え切れないほど多彩。さらにはその技の見せ方も、刺激的な演出が施され、私たちの心をとらえて離さなかった。
「ヒューマンドラマ」。昭和40年男世代がこの言葉を初めて意識したのはこのマンガだった。死に直面した人間を描くことで手塚は何を語ろうとしたのか。不朽の名作から読み解く死とは? そして生とは?異端の天才外科医・死と向き合うヒーローを振り返る。
ウルトラマン、仮面ライダーと並ぶ日本を代表する特撮ヒーロー 『秘密戦隊ゴレンジャー』。昭和40年男世代が真っ先にその洗礼を浴び、今も続くスーパー戦隊シリーズの元祖には、俺たちを熱くした正義の基本が詰め込まれている。
昭和40年男世代は物欲の権化、何度誌面にそう書いてきたかわからない。その精神的起源をたどると、あるキャラクターの存在が浮かび上がる。何かおもしろいものを見つけては「クレクレ」と容赦なく突き進む赤くて丸いアイツだ。脚本家・柏原寛司を訪ね、『クレクレタコラ』誕生の秘密に迫る。
変身する仮面ライダーの勇姿、ダブルライダーキック、不気味なショッカー怪人たち…人気番組の決定的瞬間をとらえ、手のひらサイズに収めた仮面ライダーカード。本誌では仮面ライダー1号、仮面ライダー2号シリーズ全種類を掲載すると共に、その魅力を再検証する。
スナックの廃棄など、社会問題にまで発展したカードはそれほどまでに俺たちを夢中にさせた。小遣いを握りしめて行った駄菓子屋で、お目当てのカードだったり、すでに持っているのとダブったりと一喜一憂した日々を思い出す。すべてをそろえた者はほぼおるまい。表面は原寸大で掲載!あの日の夢の実現だ。