発売日
2022年4月11日(月)
定価
780円(税10%込)
発行間隔
隔月刊(偶数月11日発売)
オレたちの心に残るせんせい
春は、入学や新学期の始まりの季節。義務教育の小・中学校の9年間だけでも、たくさんの先生と出会ってきた。先生は学校の教師だけではない。学習塾や習い事、スポーツなどの指導者だって先生だ。今号は “オレたちの心に残るせんせい” をテーマに、昭和50年男の人生や思想に影響を与えた人物やコンテンツを振り返る。自分にとっての先生とは誰か、そしてその人からどんな教えを受けてきたのかを考えた時、自分の “原点” が見つかるはずだ。その原点は、きっと、新しい一歩を踏み出そうとするあなたの背中を押してくれる。
学園ドラマのド定番『3年B組 金八先生』。昭和50年男ならば、リアル中学生時代に放送された第3シリーズに思い入れが強いはず。しかし地味なシリーズゆえに語られることは少ない。第3シリーズについての取材を受けるのは本放送以来だという “金八先生” 武田鉄矢にたっぷりと話を聞いた。
「オン・ザ・まゆ毛!」と生徒の髪を切るような、理不尽な先生たちへ宣戦布告── 宗田 理の小説を原作に、昭和50年男の心をスカッとさせた映画『ぼくらの七日間戦争』。本作ができるまでを監督・菅原比呂志 (現・浩志) に聞いた。
トレードマークであるキャップに丸メガネ、そして黄色いパーカ。あの頃と全く変わらぬ印象に、「あ、チョーさんだ!」と興奮する人も多いはず。1984年にスタートした『たんけんぼくのまち』で社会科を楽しくゆかいに教えてくれた先生、チョーさんの登場です!
1990年代、テレビの超常現象特番で、数々のオカルト肯定派たちと激しい議論=バトルを繰り広げてきた大槻義彦教授。当時のエピソードから現在の活動に至るまで、じっくり話を伺っていくと、その素顔は実に哲学的な側面があった。教授の科学的信念に迫るインタビュー!
朝の情報番組で、街行く人に英語で語りかけていたウイッキーさん。彼が教えてくれていたのは単なる英会話ではなかった。コミュニケーションの極意であり、豊かな人生を送るための真髄であった。そして今、彼は何を語る?
昭和50年男が大学受験を迎えた1993年はまだまだ受験戦争激闘期で、大学受験予備校はこぞって入試エキスパートの講師を抱えた。“族上がり” という異色のキャリアをもつ人気講師の吉野敬介が、90年代の受験戦争を振り返り、指導の極意を語った。
図書室に必ず置かれていた『ひみつシリーズ』。最初は「マンガならなんでもいい」と読み始めたのに、疑問に思っていたことや好奇心を刺激される雑学、そしてマンガ自体のおもしろさで夢中になってしまった。
音楽史上に残る傑作『家庭教師』で、青春の甘さとしょっぱさ辛さを教えてくれた岡村靖幸。今もリスナーの “青春” を刺激する岡村ちゃんは、いつだって “ピュアな心” の大切さをかみしめさせてくれる。リリース当時の担当ディレクター “阿久津さん” に話を訊きながら、あらためて傑作を研究。
人体実験さながらの過激さで日本のみならず海外でも人気を呼んだパフォーマンス軍団、電撃ネットワーク。その中心メンバーであり、毒サソリを口にくわえる「サソリ男」などで度肝を抜いたのが、ギュウゾウだ!
「hitomiと言えば『LOVE2000』で、OKです」と笑顔で語るhitomi。1994年に小室哲哉プロデュースでデビューし、その後、セルフプロデュースに移行。 自立した女性像を描いた楽曲と凛とした存在感で幅広い支持を集めたhitomiのキャリアを振り返ってみよう。
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