発売日
2022年2月10日(木)
定価
780円(税10%込)
発行間隔
隔月刊(偶数月11日発売)
オレたちがヤラれた少年マンガ
子供の頃、マンガを読んでいると、決まって親から「マンガばっかり読んでないで、勉強しなさい!」と横槍が入り、オレたちは「マンガだって勉強になるんだよ!」と返したものだ。半分は条件反射的に口をついた言葉ではあるが、半分は本気でそう思っていた。では、オレたちはマンガのどこに魅了され、何を学んだのだろう...。今号は「オレたちがヤラれた少年マンガ」をテーマに、主に昭和50年男が生まれた1975年から中学3年生の1990年までに少年マンガ誌で発表された作品を振り返り、その答えを探っていく。さあ、もう一度あの頃のマンガのページを開いてみよう! あの頃に抱いていた、夢や元気がむくむくとよみがえってくるはずだ。
現代には少なくなった、男を感じさせるストロングスタイルのお笑い芸人・ケンドーコバヤシ見参。マンガ、アニメ、プロレスにも造詣の深い、ケンコバアニキを育ててきた少年マンガの数々をあますところなく聞いた。
“獣の槍” を持った少年・潮と、500年の封印を解かれた大妖怪・とらによる大活劇『うしおととら』。読む度に心を揺さぶられる問答無用の感動作は、どのようにして生まれたのか── 作者・藤田和日郎の思いを聞いた。
新宿駅の伝言板に「XYZ」と書き込めば、どんな依頼も解決するスイーパーがやってくる。裏社会では知らぬ者などいない、ヤツの名はシティーハンター、冴羽 獠。『週刊少年ジャンプ』全盛期の一翼を担った傑作『シティーハンター』について、作者の北条 司に話を聞いた。
近未来の東京を舞台に、警察のロボット部隊が治安維持に奔走する様を描くSF大作が『機動警察パトレイバー』だ。「影響を受けまくった人生」と言い切る熱烈ファン、吉田尚記アナウンサーに、その魅力を語ってもらった。
心動かされるストーリーや登場人物の生き様にグッとくる作品たち。短篇から大河長編、言われたら思い出すあの名作まで、もう一度読み返してほしいマンガをピックアップ。『花の慶次』『ミスター味っ子』『飛ぶ教室』『Dr.椎名の教育的指導!!』の4作を中心に、編集部オススメ作品を紹介。
スタンダードな人間キャラのみならず、ロボットや異星人、動物、謎の生物などなど… 多彩で魅力的なキャラがそろっている藤子・F・不二雄マンガ。今も昔も、時代を超えて子供たちに (大人にも) 愛され続けているFキャラの魅力はどんなところにあるのだろうか?
「ボインタッチ!」「いや〜ん! まいっちんぐ!」──幼き日の昭和50年男に鮮烈な印象を植えつけた学園お色気マンガの金字塔『まいっちんぐマチコ先生』。昭和・平成・令和と描き続けられるこの人気作の仕掛け人・えびはら武司先生の仕事場におじゃましました!
武器はハッタリと強運のみ! それでも見事にヤンキー界のトップに上り詰める、ヤンキーギャグマンガ『カメレオン』。「ヤザワはこのピンチをどう乗り越える!?」とページをめくったドキドキや興奮がよみがえる!
1993年のヒット「好きになって、よかった」で知られる加藤いづみ。温かみと繊細さを併せもつ歌声は読者の記憶にも刻まれているはず。小田和正、松任谷由実、ももいろクローバーZなどのコーラスでも存在感を示す彼女が、キャリアを振り返りつつ、音楽観や人生観の変化、歌への思いを語った。
『コサキンDEワァオ!』に『ライオンのいただきます』。昭和50年男が深く関わってきた1980年代、90年代の “娯楽” には、必ず小堺一機がいた。時代をまたぎ活躍するエンターテイナー小堺の大ファンである小説家・樋口毅宏が彼の芸能人生に迫る!
HEADLINE