オレたちが認めた好敵手(TWO TOP)
オレたちがハマった流行を振り返ると、各ジャンルに圧倒的な一強という存在はなかったように思える。ゲームならば任天堂の他にセガがいたし、マンガ雑誌は『コロコロ』『ボンボン』『ジャンプ』など複数誌を愛読していた。放送時間帯が被った『8時だョ!全員集合』と『オレたちひょうきん族』のどっちを観るかで毎週土曜の夜には悩まされた。それらの強い存在感を示す人や企業、コンテンツ同士の関係を表す言葉は、ライバルや同志、パートナーなどさまざまあるが、“好敵手”の一語で括り、今号のテーマに据えた。各ジャンルでオレたち(編集部)が独断でチョイスした2トップを“好敵手”に見立て、それぞれの魅力を紹介していく。自分なりの2トップを考察しながら各特集記事を楽しんでいただきたい。
『機動戦士ガンダム』から『機動戦士Zガンダム』、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』まで、アムロ・レイとシャア・アズナブルの戦いは十数年におよんだ。使用したモビルスーツや人間関係から、二人の生きざまを対比する。
昭和50年男が小学生時代に悩んだものといえばコレ。マンガ買うなら『コロコロコミック』『コミックボンボン』…さあ、どっち? 看板作家をはじめ、さまざまなジャンルの連載マンガと流行ホビーで80年代の両誌を対比させながら振り返っていこう。
撒かれる札束、跳ねるオッパイ──18年にわたって放送された『お笑いマンガ道場』は、東海ローカルから、全国へ進出した奇跡の人気番組だった。快進撃を支えた、二人のプロマンガ家の大バトルを振り返る。二人のイラストを描いてくれたのは、“だんちゃん”こと車だん吉だ。
オレたちのスタディライフと深くつながっていた学研。そして学研の看板雑誌といえば、『科学』と『学習』だ。学研のおばちゃんが運んでくる日を心待ちにしていた人も多いはず。子供が夢中になった両誌の魅力を探ってみよう。『科学』の教材についてのインタビューもアリ!
ボールとゴールがあれば誰もが楽しめるサッカー。そのシンプルさこそが世界中で愛される理由であり、それぞれの国や地域によって異なるプレースタイルが生み出される所以でもある。欧州と南米という、ワールドサッカーにおける二大潮流を追った。
1990年代前半の“平成プロレス”黄金時代、それはプロレス雑誌の黄金時代でもあった。専門誌として驚異的な発行部数を誇った『週刊プロレス』と『週刊ゴング』の元編集長──ターザン山本と小佐野景浩が、しのぎを削ったあの時代を振り返る。
日本の2大RPGといえば『ドラゴンクエスト』(DQ)&『ファイナルファンタジー』(FF)で相違ないだろう。毎年のように新作が発売されていた、最も熱いファミコン~スーパーファミコン期の両シリーズを語り尽くそう! ラジオ番組で「国産RPGクロニクル」特集を展開する渡辺範明氏が登場。
「ラ・ブーム ~だってMY BOOM IS ME~」「夏物語」…1997年、街にはカジヒデキの1stアルバム『ミニスカート』のさわやかな楽曲が鳴り響いていた。今号から始まる、小説家・樋口毅宏が自らの神々に会い根掘り葉掘り聞き倒す新連載。ファン気質まるだしでカジさんに熱い思いをぶつけます。
2018年から千葉ロッテマリーンズの指揮を執る井口資仁監督。昭和49年12月生まれ…という本誌読者層のド真ん中に限りなく近い年齢だが、1歳上以上の目線で見上げてしまう風格があるまいか。アマチュア時代から世界の舞台を経験してきたアニキに、現役時代のハイライトを振り返ってもらった。
“才色兼備”とは彼女のためにある言葉だろう。モデルとして活躍した後、B.B.クィーンズやMi-Keのメンバーとしてヒットを連発。その後はシンガーソングライターとして才能を発揮し続けている。これまで謎が多かった美女が語る現在・過去・未来とは?
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