俺たちの宝物。
昭和40年男の頭の中は、いつだって欲しいモノのことでいっぱいだった。なかには高価なモノもあったけれど、信じられないくらいチープでも、たとえまがいものでも、今ならとても考えられないほど危険なものさえ、欲しくてたまらなかった。だからこそ魅力的に映ったのかもしれない。そして、どうにか手に入れたそれはまぎれもなく宝物だった。今、思い返してみれば、どうしてあんなものがそこまで大事だったのだろう?と不思議に思うモノもあるが、頁をめくってみれば、手にしたあの時のドキドキがきっとよみがえってくるはずだ。
夢、あふれていた俺たちの時代 17歳(昭和57年)
昭和40年男が少年から青年を経て大人への道をまっしぐらに歩んでいた時期は、日本経済が沸点へと向かって急上昇していた時期とピッタリ重なる。そうした勢いを肌で感じながら成長できた俺たちには、いい思い出が数多く残っているはず。この特集は俺たちが過ごした“夢、あふれていた時代”のなかから1年を切り取って、当時の希望に満ちていた日々を振り返る連載特集だ。今回は昭和40年男たちが17歳となる昭和57(1982)年へ時間の旅に出かけよう。
慢性腎臓病の恐るべき実態
普段、その存在を意識することはほとんどないが、体内環境を整えるうえで必要不可欠な臓器が腎臓である。ところが我々はこの複雑かつ貴重な臓器を日々、知らず知らずのうちに痛めつけている。その結果として待っているのは人工透析や突然死なのだ。ここでは恐るべき慢性腎臓病の実態について最新情報をまとめた。
昭和40年男にとっての青春映画を数多く手がけた生ける伝説・角川春樹にインタビューを敢行。角川映画の真実について、本人が語る貴重な4ページを見逃すな!
多くの昭和40年男にとって初めてのコレクターズアイテムとなったであろう仮面ライダーカード。ここでは1号2号のシリーズ全種類を掲載! また『仮面ライダースナック』発売当時の貴重なエピソードも聞いた
筆入れは、筆記具を収納するのに必要な実用品でありながら、それは俺たちのシークレットスペースであり、おもちゃであった!? アーム筆入れ以来の昭和40年男にとっての筆入れの歴史とは?
あの頃、駄菓子屋に必ずあった昆虫採集セット。今なら考えられない危険なアイテムだが、当時は誰もが当たり前に手にしていたのだ!
刑事ごっこ、スパイごっこには欠かせなかったのがトランシーバーだ。携帯電話などなかった当時、無線通信は夢のアイテム。刑事ドラマのように「◯◯どーぞ!」と言うことに憧れたのだ
2気筒化を推し進めた結果、先行する3社が400ccクラスのDOHCマルチで大人気を博するなか、最後発となったホンダがその意地を見せつけた一台。多くの昭和40年男たちが憧れ、売れに売れたこのバイクの真実を探る!
パンクムーブメントに乗り遅れた昭和40年男たちが目撃した、初めてのパンクロッカーたちは、実は真面目でやさしい青年たちであった
家に処女を捧げに女の子がやってくる! 衝撃の展開で始まった突き抜けた明るいエッチマンガが昭和40年男たちを開放した!
昭和40年男と同年齢の俳優ふたりが主演した、あの感動の名作が公開されたのがこの年だった。プロデューサー、監督、主演俳優が語る本作への思い入れとは
「俺も16才!」、そう思った昭和40年男も多いはずだ。ついに現れた同年代アイドルが駆け抜けた軌跡をたどる
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