俺たちのカーライフ
昭和40年男はとても幸せなカーライフを送った世代ではないか。小学生の時にスーパーカーブームの洗礼を受け、成長の過程でバイクブームを体験し、免許取得の年にホンダがF1に参戦している。すなわちメカモノ、乗り物に対する期待感と予備知識が上の世代とは比べ物にならないくらい高かった。やがて18になって免許が取れるようになると、裕福じゃなくても仕事やバイトをがんばれば中古の1台くらい何とか手に入る程度にはクルマは身近になっていた。男だったらクルマくらい持ってて当然、みたいな雰囲気もあったし。“どんなクルマに乗っているか”で所有者の趣味や、時には性格まで評価されるようなところがあったのでドレスアップも怠らない。とりあえずアルミホイールとカーオーディオはマストアイテムだ。もちろんデートに誘う時の最強カードでもあったから、いかにモテるクルマかが最重要項目なのは言うまでもない。若かりし頃の昭和40年男にとってドライブが最上位の遊びで、海へ、キャンプへ、スキーへ、どこへ行くにもクルマが一緒。前日にはオリジナルテープの選曲にも余念がなかった。つまり、昭和40年男にとってクルマとは憧れであり、男の象徴であり、デートの切り札であり、ステイタスでもあったのだ。今回は、そんな昭和40年男のカーライフとクルマをめぐる時代背景について掘り下げてみたい。
夢、あふれていた俺たちの時代 12歳(昭和52年)
昭和40年男が少年から青年を経て大人への道をまっしぐらに歩んでいた時期は、日本経済が沸点へと向かって急上昇していた時期とピッタリ重なる。そうした勢いを肌で感じながら成長できた俺たちには、いい思い出が数多く残っているはず。この特集は俺たちが過ごした“夢、あふれていた時代”のなかから1年を切り取って、当時の希望に満ちていた日々を振り返る連載特集だ。今回は昭和40年男たちが12歳となる昭和52年へ時間の旅に出かけよう。
・映画『人間の証明』公開
・テレビドラマ『特捜最前線』放送開始
・上田馬之助が新日本プロレスに参戦
・ニューネッシー騒動が巻き起こる
・原田真二、衝撃のデビュー
・マンガ『銀河鉄道999』連載開始
50代の呑み方・食べ方
巷にあふれるさまざまな健康情報。特に食品については多くの情報が氾濫しており、すべての健康法を実践することは不可能だ。本当に気をつけるべきポイントは何なのか? 昭和40年男が押さえておくべき食の健康知識を中心に取材した。目からウロコの真説が満載!
当時憧れたロンサムカーボーイやシティコネクションなどをずらり紹介。青春時代のカーライフが甦る
一番速いクルマはどれだ!? 掟破りの最高速チャレンジに挑んだ雑誌『OPTION』のDaiに話を聞いた
昭和40年男の青春時代=ターボ時代! その歴史的な時代背景と当時の動向を追う
「大好きだった歌が全然好きじゃなくなっちゃって…」
女子が香りのおしゃれを楽しみ始めたのは、シャワーコロンがきっかけだった!
これからは酒の呑み方によって、これからの健康人生が決まる! 本当に気をつけるべきポイントとは?
『キカイダー』に連なるワルの描き方など、コクのある人間描写が魅力
生涯悪役を貫き通した、稀代のヒールの素顔とは?
全員集合の収録途中で帰ってしまった真相を本人が語る
ついに本始初登場!! 松本零士が今も描き続ける999を、8ページの特大記事で
HEADLINE