今、よみがえる猛虎伝説。
マスクマンには不思議な魅力がある。素顔を見せないという行為がプロレスのリング上で行なわれた時、得も言われぬ怪しい光と影を生み出す。海外に比しても高い日本のマスクマン人気は、我が国に古より続く“面文化”のせいだろうか? だが、お面が神聖なものとされる一方、「覆面」という言葉もあり、こちらは「覆面強盗」などのようにネガティブな意味で使われることが多い。どちらも顔を覆うという点で同様の行為でありながら、正反対の意味合いが存在している。そんな光と影を色濃く体現したのが“タイガーマスク”だ。伊達直人も佐山サトルも、マスクを被った自分と、真実の自分との葛藤に深く思い悩み、そのことがさまざまなドラマを生み出した。本特集では、タイガーマスクが多感な時期にこの明暗併せ持つ魅力的な存在に夢中になった昭和40年男たちに、どんな世代的影響を与えたのかを考察する。
夢、あふれていた俺たちの時代 23歳(昭和63年)
昭和40年男が少年から青年を経て大人への道をまっしぐらに歩んでいた時期は、日本経済が沸点へと向かって急上昇していた時期とピッタリ重なる。そうした勢いを肌で感じながら成長できた俺たちには、いい思い出が数多く残っているはず。この特集は俺たちが過ごした“夢、あふれていた時代”のなかから1年を切り取って、当時の希望に満ちていた日々を振り返る連載特集だ。今回は昭和40年男たちが23歳となる昭和63年へ時間の旅に出かけよう。
・映画『帝都物語』公開
・三共『リゲイン』発売
・日産・シルビアがフルモデルチェンジ
・扶桑社『週刊SPA!』創刊
・近鉄が優勝をかけてロッテとダブルヘッダー
・第2次UWF旗揚げ
万病の発端に歯周病あり。
歯周病はたいへん身近な病ではあるが、この病気が怖いのは歯が抜け落ちてしまうことだけではない。実は動脈硬化や認知症、糖尿病といった生命の危険を脅かす病気の原因が、歯周病かもしれないのだ。
見返してみて初めてわかる、「子供向けだから」といった遠慮を排除した深い描写と展開の妙
リアルタイムな展開と技の精緻な描き込み、猪木のコメントに読まずにはおれなかった
原作よりも先行することで結果的に独自の世界観を作りあげたアニメ版についてレジェンドが語る
原作とは異なる独特の劇画タッチを作り上げた張本人が語る、アニメ版の真相
マスクの下の本人が今あらためて語る、リアルタイガーマスクの真実
虎ハンターこと、最大のライバルが語るマスク剥ぎの真相
「アイドルと呼ばれることがつらかった」
「最初は乗り気ではなかったんです」
ある事件が変えた近鉄ナインのリズム
プロレスファンを熱狂させた救世主
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