昭和50年男世代が幼い頃から日常にあふれ、原体験となったSFコンテンツ。それらで育まれた “センス・オブ・ワンダー” を再覚醒! 鬼才・押井 守をはじめ著名人が多数登場し、SFの魅力を語ります。

大好評の『昭和50年男』は、“昭和50年=1975年生まれの男性向け” に特化した誌面の年齢限定マガジン。単発ムックではなく定期刊行、偶数月発売の隔月刊誌として、毎号ワンテーマ・大ボリュームの総力特集を中心にお届けしています。

10月11日(月) に発売する最新号、2021年11月号/vol.013の特集は『オレたちのリアルなSF』。

一部のマニア人気にとどまらず、1970年代には一般層においても広く隆盛となったSFカルチャーは、80年代に入るとさらに熟成され、多様化していきました。今回の特集では、特にビジュアル面で大きな飛躍を遂げていった、昭和50年男にとって馴染み深い80~90年代のSFコンテンツを振り返ります。読むほどに、青春期に味わった非日常世界の興奮を思い出し、再体験してみたくなるハズです。

もちろん、特集以外のページも盛りだくさんでますます充実。秋の夜長のお供に、ゼヒお楽しみください!

昭和50年男 Vol.013
『昭和50年男』2021年11月号/vol.013…10月11日(月) 発売、定価780円(税込)。全国の書店・コンビニ、ネット書店、クレタ オンラインショップ等でお買い求めください。[表紙:『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』より]

巻頭・総力特集は「オレたちのリアルなSF」

昭和50年男が遭遇してきた “リアルなSF” コンテンツを検証。自身のなかの “センス・オブ・ワンダー” をあらためて目覚めさせる今回の特集は、「CHAPTER 1」~「CHAPTER 6」の6部構成となっています。

「CHAPTER 1 遭遇」では、昭和50年男にとってSFとのファーストコンタクトとなったであろう作品やクリエイターを紹介。独自の世界観でSFの新しい地平を切り開き、海外のクリエイターにも影響を与えてきた鬼才・押井 守さんを皮切りに、SF小説家・瀬名秀明さんによる『大長編ドラえもん』分析、『クラッシャージョウ』『ダーティペア』で昭和50年男を本格SFへと誘った高千穂遙さんも登場。さらに、小説家の顔ももつ大槻ケンヂさんによる “のほほんSF講義” も…と、錚々たる方々のインタビュー記事を掲載しています。

「CHAPTER 2 人間」では、人間の本質を考えたり、現代社会の問題を照射したりするSFの役割に注目。ズバリ昭和50年男の小説家・平野啓一郎さんが、文学とSFがもつ “チカラ” について語るインタビューに始まり、士郎正宗『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』を原作としたアニメシリーズを6ページにわたってフィーチャー。鍛え上げた肉体を武器に数々のSF映画に主演したアーノルド・シュワルツェネッガーのページへと続きます。

「CHAPTER 3 技術」では、SF作品で予見された科学技術に迫り、科学技術のリアリティとその発展の是非についてサイエンス作家の竹内 薫さんにインタビューしました。さらに、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と『ナイトライダー』それぞれの劇中に登場した科学技術は、今現実のものとなったのか? その現状を追跡レポートした記事も。

「CHAPTER 4 新世界」では、我々の常識や価値観に一石を投じ、新たな世界を見せてくれたアニメ、マンガ、小説を取り上げます。アニメは『風の谷のナウシカ』の誕生秘話を、マンガは『AKIRA』『寄生獣』、そして小説では数ページから成る短編SF “ショートショート” を1001篇生み出した巨匠・星 新一を取り上げています。

「CHAPTER 5 ショー」では、“体感できたSFコンテンツ” として、マイケル・ジャクソンと、EXPO’85 つくば科学万博をピックアップ。マイケルのMVはストーリーや小道具、導入されたSFXなどにSF感があふれ、何よりも彼の存在自体がSF的でした! マイケルフリークとして知られるトライセラトップスの和田 唱さんが語ります。一方、つくば科学万博は空想だったものが科学技術の力で地続きの未来像として提示された巨大イベント。現地のパビリオン展示に触れながら科学に夢中になった昭和50年男も多かったことでしょう。

ラストの「CHAPTER 6 名作ガイド」では、映画、マンガ、アニメ、ゲーム、小説 の5ジャンルにおける1980年から99年までに発表されたSFの名作をライター陣がセレクト。そしてオーラスは、本誌で毎度お馴染みの昭和50年男3人組 “S50スリー” による「オレたちが思い描いていた リアルなSF未来」で締めくくります。

緊急事態宣言が解除されたものの、どこか閉塞感のある日常を打ち破るのは、きっとセンス・オブ・ワンダー。秋の夜長はゆったり気持ちを落ち着かせ、本誌をガイドにSFコンテンツをじっくりと味わってみては?

特集以外のページもまだまだたっぷり! 連載企画もますます充実!

連載インタビューの「ガール イズ マイン」には、モダンチョキチョキズのエキセントリックエンジェルとして昭和50年男世代を魅了した濱田マリさんが登場。「世界に知られたアニキ」には、数々のものまねレパートリーをもつ芸人のなだぎ武さん、タメ年の紹介ページ「昭和50年男のリアル」には、前衛性と美しい物語性をもつ作品を発表しているマンガ家・森泉岳土さんが登場してくれました。

さらに、兄弟誌『昭和40年男』で4年間続いた人気連載、電子ゲームを実物大で紹介する「デジとの遭遇」が本誌にお引っ越し。リスタート第1回では、バンダイ製「LCDソーラーパワー 大脱走」の魅力をクローズアップします。

他にもまだまだ… 昭和50年男世代に耳よりな “今” の情報をお届けする「S50’s NOW」パートでは、90年代UKロックシーンで活躍した女子高生ライターの活躍を描く映画『ビルド・ア・ガール』を、原作者であるキャトリン・モランのコメントを中心に紹介。自然体で楽しめる「町中華」のページも前号に続いて登場します。

SPECIALページの「ファッション狂騒曲」では秋から重宝するスウェットを特集し、DJ BLUEの「青春J-POP」では、80~90年代の女性ボーカルに焦点をあてて、ガールポップブームをけん引した永井真理子さんへのインタビューも掲載!…と、今号もとにかく盛りだくさん!

食欲の秋、読書の秋…とお楽しみいっぱいの秋ですが、タメ年世代の知識欲をもりもり満たすこと間違いナシの『昭和50年男』2021年11月号/vol.013 で過ごす秋も、きっと乙なもの。ゼヒともお買い求めのうえ、じっくりたっぷりお楽しみください!

※本文中、直接取材をさせていただいた方以外は、基本的に敬称略とさせていただいております。

『昭和50年男』2021年11月号/vol.013 誌面紹介

 昭和50年男Vol.013
特集/オレたちのリアルなSF <CHAPTER 1 遭遇>
SFの新たな地平を見せてくれた
押井 守

1980年代以降、SFが若者文化に浸透していくなかで異彩を放っていたのが、監督・作家の押井 守だ。従来のSFのイメージを打ち破って、押井は独自の世界観で新しい地平を切り開いた。海外のクリエイターにも影響を与えた鬼才に、SFとの出会い、その魅力について話を聞いた。
 昭和50年男Vol.013
特集/オレたちのリアルなSF <CHAPTER 1 遭遇>
昭和50年男のアニキ
大槻ケンヂが語るのほほんSF講義

SFってなんだろう…? その問いに答えてくれるのが、オレたちの頼れるアニキ・大槻ケンヂ。筋肉少女帯や特撮でのミュージシャンとしての活動のみならず、『グミ・チョコレート・パイン』など数々の作品で小説家としても知られるオーケンアニキに、SF体験を聞いた。
 昭和50年男Vol.013
特集/オレたちのリアルなSF <CHAPTER 2 人間>
現代社会の問題を照射する
SFのチカラ

現代を代表する小説家、平野啓一郎。多彩な作風で知られる彼は、有人火星探査機のクルーを描いた『ドーン』、2040年代の日本を舞台にした『本心』など、SF的な発想をもとにした作品も発表している。 昭和50年男の彼は、どのようなSF作品から刺激を受けてきたのか? 平野氏のSF遍歴をたどる、貴重なインタビューをお届けする。
 昭和50年男Vol.013
特集/オレたちのリアルなSF <CHAPTER 2 人間>
サイバー化が進んだ世界が提示する新しい価値観
攻殻機動隊

士郎正宗原作の「攻殻機動隊」シリーズは、人が機械を通してネットに常時接続された世界で、主人公の草薙素子ら公安9課が電脳犯罪などさまざまな事件に挑むサイバーパンク作品。人間の本質やテクノロジーなど、新しい価値観を我々に提示し続けている。テレビシリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の監督を務めた神山健治のインタビューも掲載。
 昭和50年男Vol.013
特集/オレたちのリアルなSF <CHAPTER 3 技術>
できるのか? 何が大切なのか? サイエンス作家・竹内 薫が解説
SFで描かれた科学技術。現実には?

近年のハリウッド映画やジャパニメーションのSF作品で描かれる科学技術には、現実を先取りするリアルなものが多い。そんなSFのなかの科学を、我々昭和50年男世代はどうやって活用していけばよいのか? 『99.9%は仮説』『怖くて眠れなくなる科学』など科学に関するユニークな著作で注目されている竹内 薫に訊いた。
 昭和50年男Vol.013
特集/オレたちのリアルなSF <CHAPTER 4 新世界>
宮崎 駿が生み出したオリジナルSF
ナウシカが起こした奇跡

『風の谷のナウシカ』は、巨大産業文明が崩壊した厳しい世界を舞台に、人類はいかに生きるべきかを我々に問いかける。上映に至るまでの経緯と、今もって人々の心をとらえて離さない魅力について、スタジオジブリの高橋 望氏に語ってもらった。
 昭和50年男Vol.013
特集/オレたちのリアルなSF <CHAPTER 4 新世界>
ミスター・ショートショート
星 新一 1001の輝き

星 新一のショートショートがSFの世界への入り口になったという人は昭和50年男世代にも多いはずだ。1001篇を超える作品を生んだ「ショートショートの神様」の愛弟子である江坂 遊に登場してもらい、その作品の魅力と人物像に迫った。
 昭和50年男Vol.013
特集/オレたちのリアルなSF <CHAPTER 5 ショー>
空想だった世界が目の前に見えた
つくば科学万博

東京から北東に60キロ離れた科学の都市・筑波で開催された国際博覧会、それが「つくば科学万博」だ。生まれて初めて体験する巨大イベントに夢中になった昭和50年男たちも多いだろう。それまで空想だったものを科学技術の力で “地続きの未来像” にしてみせた、科学万博を振り返ってみたい。
 昭和50年男Vol.013
連載インタビュー企画/ガール イズ マイン
“マリちゃん” はやることなすことただただ愛おしい
濱田マリ

90年代に “平成のスパイク・ジョーンズ” との呼び声も高かった伝説のコミックバンド、モダンチョキチョキズのエキセントリックエンジェルだった濱田マリ。モダチョキが地元関西で一夜限りのライブを行うとの知らせが到着(昨年の予定が、コロナ禍で1年延期)し、こうしてはいられない!と彼女のもとへ。あの時代のことやこれまでのことなど、いろいろ話を聞かせてもらいました。
 昭和50年男Vol.013
連載/DJ BLUEのリプレイ! アノコロ! 青春J-POP
46歳になったオレたちに今再び刺さる
森高千里

青春J-POP Projectのリーダー、DJ BLUEがお題に沿ったプレイリストを提案し、そのシーンを深堀り。今号のお題は「女性ボーカル」。80年代後半から90年代半ばにかけてブームとなった “ガールポップ” のなかでも圧倒的なルックスと独自の世界観で存在感を示した森高千里を熱く語る。さらに、ゲストを迎え名曲の裏話をディープにトークするコーナー “うらばん” には、永井真理子が登場!

『昭和50年男』2021年11月号/vol.013 CONTENTS

オレたちのリアルなSF
Science Fiction for S50

1970年代に興隆したSFは、80~90年代に豊饒の時代を迎える。映画、マンガ、アニメ、小説、ゲーム、イベント──多様なSFコンテンツに昭和50年男は自然に触れながら、幼年~少年~青年へと成長してきた。今号の特集は「オレたちのリアルなSF」と題し、昭和50年男たちがリアルタイムで触れてきたSFコンテンツで描かれていた世界を、今のリアルワールドと結びつけながら振り返っていく。呼び覚ませ、オレたちのなかのセンス・オブ・ワンダー! 激しく変動を続ける現代こそ、SF的な創造力がきっと役に立つはずだ。

【CHAPTER 1】遭遇

  • SFの新たな地平を見せてくれた 押井 守
  • SFマインドを育んだ 『大長編ドラえもん』
  • 本格SFの世界への水先案内人 高千穂 遙
  • 昭和50年男のアニキ 大槻ケンヂが語る のほほんSF講義

【CHAPTER 2】人間

  • 現代社会の問題を照射する SFのチカラ 平野啓一郎
  • サイバー化が進んだ世界が提示する新しい価値観 攻殻機動隊 シリーズ
  • 現実に根ざした描写が未来を予見 神山健治の眼
  • 鍛えられた肉体が非現実な世界と見事に調和 A・シュワルツェネッガー
  • 筋電義手 i-limb quantum「日本第1号」ユーザーに聞く 映画『T2』で描かれた未来は今!?

【CHAPTER 3】技術

  • できるのか? 何が大切なのか? サイエンス作家・竹内 薫が解説 SFで描かれた科学技術。現実には?
  • 時間旅行を夢見させてくれる 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
  • 賢い、強い、速い! 夢のクルマ 『ナイトライダー』

【CHAPTER 4】新世界

  • 宮崎 駿が生み出したオリジナルSF ナウシカが起こした奇跡
  • オレたちの心の深部に今も突き刺さる 『AKIRA』の衝撃
  • 生物学の専門家・福岡伸一教授に聞く 『寄生獣』から読み解く “生命”
  • ミスター・ショートショート 星 新一 1001の輝き

【CHAPTER 5】ショー

  • 『キャプテンEO』『ムーンウォーカー』 マイケル・ジャクソンのSFマインド
  • 空想だった世界が目の前に見えた つくば科学万博

【CHAPTER 6】名作ガイド

  • 映画/マンガ/アニメ/ゲーム/小説
  • リアル昭和50年男3人組「S50スリー」出張トーク
    オレたちが思い描いていた リアルなSF未来

連載インタビュー企画

  • 世界に知られたアニキ … なだぎ武 (芸人)
  • ガール イズ マイン … 濱田マリ
  • 昭和50年男のリアル … 森泉岳土 (マンガ家)

SPECIAL

  • “ファッション狂騒曲” 深堀りすべきスウェットの世界

S50’s NOW 2021

  • 1990年代UKロックシーンがよみがえる 『ビルド・ア・ガール』
  • 自然体 ―肩ひじを張らずに楽しめる食文化 町中華探検のススメ
  • NEWS & INFORMATION

連載

  • こだわりシネマパラダイス (馬飼野元宏)
  • コミックキャラバン (内田名人)
  • 談駄団! (ダイ)
  • 帰ってきた 8cm CD (鈴木啓之)
  • 直角が行く。(渋谷直角)
  • 樋口毅宏の God Only Knows ― ゲスト 風間杜夫 (俳優)
  • 高橋名人の冒険時代
  • リアル・ロボット・エイジ (サデスパー堀野)
  • Doki! Doki! がーるず・るーむ (ゆかしなもん)
  • 男子ファンシー道 (永井ミキジ)
  • DJ BLUEの リプレイ! アノコロ! 青春J-POP

 

​雑誌 『昭和40年男』『昭和50年男』『昭和45年女・1970年女』(クレタパブリッシング発行) とは

さまざまな体験の積み重ねが人間を形成していくのであれば、それらをひもといていくことは、自らのルーツを探る、すなわち今の自分を知ることと同義のはず。単なる「懐古趣味」ではなく、“故きを温ね新しきを知る” ─「温故知新」を目指して刊行してきた『昭和40年男』は、「ノスタルジックな想い出が呼ぶ共感」を「明日を生きる活力」に変えることをコンセプトとした、昭和40年 (〜41年3月) 生まれの男性のための情報誌です。

そのコンセプトを引き継ぎつつ、2019年には兄弟誌『昭和50年男』を創刊。さらに今年、新たな女性誌への挑戦として、姉妹誌『昭和45年女・1970年女』も発行いたしました。内容はそれぞれの年生まれ向けに特化していますが、昭和を振り返りたい、知りたい方でしたら、もちろん世代や性別を問わずにお楽しみいただけます。

『昭和40年男』

『昭和50年男』

『昭和45年女・1970年女』

クレタ オンラインショップ

ラジオでも『昭和50年男』コーナーを展開!

SBC信越放送『MiXxxxx+ (ミックスプラス) 』 (月~金 13:00~16:20) 内
「ミックス・トークセレクション」の「S50 (エス フィフティ)(水 13:13~) にて、
『昭和50年男』編集長・金丸が毎週トーク出演中。
番組公式サイト:https://sbc21.co.jp/blogwp/mixplus/