奇しくも制作佳境のなかに届いた悲報… 表紙を飾った漢の中の漢、故・渡 哲也さんに捧げる一冊。

おかげさまで、今年で創刊11年目! 昭和40年生まれの男性向けに、ピンポイントで“刺さる”コンテンツを満載した年齢限定マガジン『昭和40年男』。2020年 9月11日(金)には、vol.63となる10月号が発売となります。毎号、大ボリュームでお届けしている巻頭特集は、今回久々に“クルマ”をフォーカス。これまでのクルマ特集とはちょっと趣向を変えた「刑事(デカ)とクルマ」というテーマでお贈りします。

昭和40年男Vol.63
『昭和40年男』2020年10月号/vol.63 9月11日(金)発売、定価780円(税込)。全国の書店・コンビニ、ネット書店等でお買い求めください。[表紙写真:『西部警察』大門圭介 (渡 哲也) ©石原プロモーション]

昭和40年男世代にはお馴染み、かつ憧れの存在…『西部警察』で渡 哲也さんが演じた「大門軍団」団長・大門圭介。相棒たる“マシンX”の前でショットガンを構える、凛々しき大門団長が表紙を飾った『昭和40年男』最新号の巻頭特集は、『俺たちのハートを撃ち抜いた 刑事(デカ)とクルマ』です。

本誌では久々となるクルマ特集は、これまでと趣向を変え、刑事ドラマとからめての展開をかねてより構想。満を持しての実現となりました。当然、スーパーカーブーム直撃世代である昭和40年男の心を大迫力のカーアクションでわしづかみにした『西部警察』を大きくフィーチャーすることになったのですが、制作も佳境のところに、団長を演じた渡 哲也さん死去の報せが…。動揺を隠せぬ編集部ではありましたが、渡さんに自信をもって捧げられる特集にしようと作り込みました。

特集全体としては<chapter 1 西部警察><chapter 2 刑事ドラマ><番外編>という形の構成をとり、『西部警察』を華やかに彩った数々の特殊車両をはじめ、さまざまな刑事ドラマに登場した想い出の名車たちを紹介。昭和40年男世代の心のエンジンに火をつけること間違いナシ!の熱い特集となっております。

そして、毎号ある一年にスポットを当て、その年のさまざまなトピックスを“再検証”している連載特集「 夢、あふれていた俺たちの時代」では、昭和58年(1983年) をフィーチャー。昭和40年男が18歳となり、いよいよ大人への扉が開いた年…ということで、ソフィー・マルソーのブーム、映画『家族ゲーム』、尾崎 豊、ザ・グレート・カブキなどを取り上げています。

また、ご好評いただいている連載インタビュー企画には、舞台作家・演出家&ミュージシャンとしてマルチな活躍を続けるKERAさん、タメ年のものまねタレント・神奈月さん、『青春ド真中!』や『ゆうひが丘の総理大臣』で可憐な委員長役を演じた斉藤とも子さんなどが登場。こちらもお楽しみに。

今回も内容充実!の『昭和40年男』10月号/vol.63、ぜひお手に取ってご覧ください!

『昭和40年男』2020年10月号/vol.63 誌面紹介

昭和40年男 Vol.63
巻頭特集「刑事(デカ)とクルマ」の<chapter1 西部警察>より「カーアクションに花を添えた 大門軍団初の特殊車両 マシンX」。『西部警察』を語る際、最初に名前が挙がる重要車がこの“マシンX”で、その登場は刑事ドラマのカーアクションを新世界へと導いた。劇中における扱い方にも、制作スタッフの本気のクルマ愛を確信した!
昭和40年男 Vol.63
特集の<chapter1 西部警察>より、「見た目の “特別感” が強調されたニューフェイス スーパーZ」。1970年代のスーパーカーブームが直撃世代である昭和40年男にとって“フェアレディZ”は特別なクルマと言えるだろう。そのZにガルウイングドアが採用された“スーパーZ”のインパクトは絶大で、まさに夢のマシンであった。
昭和40年男 Vol.63
特集の<chapter2 刑事ドラマ>「青春の疾走とカーアクション『太陽にほえろ!』」より。マカロニが、そしてジーパンが走った! 少年時代の昭和40年男たちの魂を育ててくれた熱き刑事たちの活躍。そして、その刑事たちを支えた当時最新鋭のクルマの数々。心の中で永遠に疾走し続ける『太陽にほえろ!』のすばらしき世界を解説!
昭和40年男 Vol.63
<chapter2 刑事ドラマ>「極めつけの80年代刑事ドラマ!『あぶない刑事』」より。1986年の第1シリーズから2016年の劇場版『さらば あぶない刑事』まで、約30年にわたり昭和40年男を熱くさせた名作は、銃やファッションのみならず、クルマの分野でも大きなムーブメントを巻き起こしてきた。その魅力とこだわりを徹底紹介!
昭和40年男 Vol.63
特集「刑事(デカ)とクルマ」の<番外編>より、「日本でもお馴染みの海外テレビドラマで活躍した 刑事&スペシャルなCAR」。『刑事スタスキー&ハッチ』『マイアミ・バイス』…アメリカで生まれた刑事ドラマは、豪華で華麗で贅沢でセクシーだ。広大な道路をフルに活かし、迫力満点のカーチェイスを繰り広げる映像は、暴力的なはずなのに爽快ささえ伴う。それは主人公が駆るクルマ自体がヒーローと化していたからかもしれない。
昭和40年男 Vol.63
連載特集「夢、あふれていた俺たちの時代 昭和58年」より「映画『ラ・ブーム2』公開、ソフィー・マルソーブーム起きる 再会の日、身近にいた少女は大人の階段を一人登っていた。」。『ラ・ブ―ム』シリーズで俺たちの前に現れたソフィー・マルソーは、それまで手の届かない存在だった外国の女優を、初めて親しみやすい女の子として意識させてくれた。そして彼女の人気をきっかけに、1980年代の洋画アイドルブームに火がついたのだ。
昭和40年男 Vol.63
連載インタビュー企画のひとつ「ガツンとひと言。兄貴の説教。/KERA」より。ケラリーノ・サンドロヴィッチ名義で演劇の舞台の作・演出や映画監督などの活動を、KERA名義でミュージシャンとしての活動を行い、マルチな才能を発揮している現在のエンタメ界の最重要人物が本誌初登場! 稀代のクリエイターが生まれた背景とは?

『昭和40年男』2020年10月号/vol.63 CONTENTS

俺たちのハートを撃ち抜いた
刑事(デカ) とクルマ

戦後の日本をパッと明るくした石原裕次郎の活躍を、俺たちはリアルタイムで知らない。物心ついた時には、裕次郎は再放送で夢中になった『太陽にほえろ!』の渋いボス役で、心奪われたのはむしろその部下たちだった。特撮ヒーローものは卒業していく頃だったから、取って代わってリアルに正義を守る刑事たちが心の中に入り込んだ。以来、多くの刑事たちに感情移入し憧れを抱いたが、彼らの相棒となる “クルマ” の存在もそれに拍車をかけた。派手な必殺技などない刑事たちにとって、クルマを自在に乗りこなすことこそ最大の武器。そのかっこよさは心の奥底に強く根づき、後に俺たちはカーキチになった。

時代が銀幕からブラウン管にシフトしたこともあり、日増しにスケールが大きくなっていった刑事ドラマ。それをけん引した最大のシンボルが『西部警察』だ。当然その魅力を大ボリュームでお届けしようと、本誌の制作が佳境を迎えていたある日、まさかの報せが届いた。特集の主役たる人物が逝ってしまったのだ。その事実はスタッフそれぞれに重くのしかかったが、我々は手を止めるわけにはいかない。むしろ彼に捧げる一冊にしようと懸命に作り込んだ。

渡 哲也さんこそ、漢の中の漢だった。その所作には、強さだけでなく高い志とやさしさがにじみ出ていて、人生の教科書のごとく、実に多くのことを学ばせていただいた。彼の生涯に鑑みれば、俺たちはまだまだ男を磨かねばならぬ途上にある。今回の特集「刑事(デカ)とクルマ」、そして表紙を飾った渡 哲也さんの姿に、今再び熱くなってほしい!

【chapter1】西部警察
俺たちのクルマ観に影響を与えた傑作刑事ドラマ 西部警察の衝撃 / 大門軍団初の特殊車両 マシンX / 迫力十分の特別機動車両 サファリ4WD / 伝説のスタントマン 大友千秋が語るあの時、あの瞬間 / “特別感”が強調されたニューフェイス スーパーZ / PART-Ⅲで3台勢ぞろい マシンRS-1・マシンRS-2・マシンRS-3 / KATANAで激走する鳩村刑事が率いた特機隊 / 自他共に認める“西部警察芸人” ペナルティ・ヒデ が語る漢たちの世界 / 常識破りだった 東京・芝浦のロケ地を巡る / 昭和40年男セレクション 全国縦断ロケ6選+1 / 木暮課長の専用車 ガゼール / 手のひらのスーパーマシン /『西部警察』前後の2大重要作品『大都会 PART Ⅲ』『ゴリラ・警視庁捜査第8班』

【chapter2】刑事ドラマ
刑事ドラマの系譜/青春の疾走とカーアクション『太陽にほえろ!』/極めつけの80年代刑事ドラマ!『あぶない刑事』/ノリとスピード感が疾走する!『大追跡』/ハードボイルドを教えてくれた『Gメン’75』/特命車が演出した刑事たちの“リアル”『特捜最前線』/ヤバすぎるバイオレンスとカーアクションの極致!『大激闘マッドポリス’80』『特命刑事』/他にも良作がたくさん! 激走! 昭和の刑事とクルマ/『大追跡』『太陽にほえろ!』で女刑事を演じた 長谷直美

【番外編】
海外テレビドラマで活躍した 刑事&スペシャルなCAR / 刑事&懐CAR CM 〜刑事編〜、女性刑事の系譜 / 杉作J太郎が語る 狂気のクルマ回巻頭特集

 

連載特集: 夢、あふれていた俺たちの時代 昭和58年 (1983年)
昭和40年男的 こころのベストテン / tvk『billboard Top40』放送開始 / 映画『ラ・ブーム2』公開、ソフィー・マルソー ブーム起きる / 横浜商業、甲子園春夏準優勝 / ザ・グレート・カブキ 見参! / 映画『家族ゲーム』公開 /『十七歳の地図』「15の夜」 尾崎 豊デビュー

 

インタビュー:
・ガツンとひと言。兄貴の説教
  KERA「当たって砕けろの人生、自分を追い詰めても何も変わらない。」
・荒海に生きるタメ年男。
  神奈月「新ネタを入れ込んだ方がいいな。スベってもいいからって (笑)。」
・追憶のボール 第二十三球
  松本匡史「お前、旅行なんてしてる時間あるのか? 大丈夫なのか?」
・俺たちのアイドル
  斉藤とも子「優等生の役は本当の自分とはギャップがありすぎました。」

 

昭和40年男のための健康講座:
大いなる勘違いをただせ! サプリ選びの新常識

 

コラボ企画:
・『昭和40年男』編集長の文化事業!? 家系図作り
スペースインベーダーが我が家にやって来る!!

 

連載:
泉 麻人 昭和40年の男デジとの遭遇悲惨な戦い / 昭和アイドル・キャッチフレーズ研究所 チェリーのアイドルボム / DJフクタケの 謎の円盤POP気まぐれ福田君新聞みくに文具のプラモ棚昭和鉄道S40系 / 安田謙一の西の国から吹くコラム Sangari★a

 

雑誌 『昭和40年男』『昭和50年男』(クレタパブリッシング発行) とは

さまざまな体験の積み重ねが人間を形成していくのであれば、それらをひもといていくことは、自らのルーツを探る、すなわち今の自分を知ることと同義のはず。単なる「懐古趣味」ではなく、“故きを温ね新しきを知る”─「温故知新」を目指して刊行してきた『昭和40年男』は、「ノスタルジックな想い出が呼ぶ共感」を「明日を生きる活力」に変えることをコンセプトとした、昭和40年 (〜41年3月) 生まれの男性のための情報誌です。そのコンセプトを受け継ぎ、10周年という節目の新たな挑戦として昨年10月、10歳下の世代、昭和50年 (〜51年3月) 生まれの男性へ贈る兄弟誌『昭和50年男』も新創刊。内容はそれぞれの年生まれ向けに特化していますが、昭和を振り返りたい、知りたい方なら、もちろんどんな世代でもお楽しみいただけます。

『昭和40年男』公式サイト https://www.s40otoko.com
『昭和50年男』公式ページ https://www.crete.co.jp/s50otoko/