オモシロ懐かしい少年時代〜青春時代。俺たちの昭和カルチャー・ザ・クロニクル
夢、あふれていた俺たちの時代 1983-1985
昭和40年男たちが少年から青年を経て大人への道をまっしぐらに歩んでいた時期は、日本経済が沸点へと向かって急上昇していた時期とピッタリ重なる。そうした勢いを肌で感じながら成長してきたのだから、きっとその影響を多大に受けているはずだ。本誌は、そんな「夢、あふれていた時代」からある1年に焦点を当て、当時の希望に満ちた日々を振り返りながら世代的ルーツの一端を探り出そうという、ある種の“試み”である。今回は昭和58~60年(1983~85年)へ時間の旅に出かけよう。
その日、本人にはその気がなかったにもかかわらず、世界記録をとってしまったその訳とは?
キャンディーズ、山口百恵、アリスなど、人気絶頂での引退や解散が一種のブームだった当時、プロレス界にもその余波が訪れていた。
バブル経済を象徴する存在となっていく大型ディスコがオープンした場所は、陸の孤島だった。
CDが広く普及していくきっかけとなったのは、携帯型CDプレーヤーのマジックプライスだった。
サザンと共に夏を象徴するバンドとなったTUBEがデビューしたのもこの年。当初はアイドル的な存在だった。
原田知世が女優として大きく成長するきっかけとなった本作。前年公開の『Wの悲劇』に続いてメガホンをとった澤井監督に、撮影秘話を聞いた。