|
先日会社の健康診断で、
ついにバリウムを初体験した。
当然今までにいろんな情報を人づてに聞いていたので、
ツラい検査だということは重々承知していた。
なので当日までは気が重くてしょうがなかったわけだが、
まさか受けないわけにはいかないし、
もしも異常が発見されるなら早い方がいい。
少々ツラくてもしっかりと受けておいた方がいいよね、
と自分自身のなかでツジツマを合わせ、
意を決して検査当日を迎えたしだいである。
バリウム。
この何とも言えない響きがいかにもだが、
バリウムを使用する検査は「胃部X線検査」といい、
その名のとおり、食道から胃にかけてX線を当て、
その映像を見て疾患を発見する検査である。
医療用に使われるのは「硫酸バリウム」と呼ばれ、
いわゆる造影剤である。
役割としては臓器がX線に映りやすくするためのモノだが、
コップ一杯でも手に持つとズッシリ重い。
それを発泡剤と一緒に一気に口に流し込み、
検査はスタートするわけだが、
これがまた何とも言えない味なのでなかなかツラい。
発泡剤は心なしかサイダーのような味がするが、
バリウム自体は飲むヨーグルトを
3倍ぐらいドロドロにした感じ。
そのときボクはちょっとアセってしまい、
ダラダラと粗相をしてしまったのだが、
(汚い話ですいません)
正直こぼしたのがよくわからないぐらい
ビビっていたようである(笑)。
ようやく何とかすべてのバリウムを口に流し込むと、
検査のために空けておいた胃が
バリウムで満たされてかなり重い。
何というか、空腹状態から一気に
食べ過ぎで胃もたれしたような状態になる。
そんな状態のまま、技師の方の言われるがまま、
いろんなポーズをとらなければならないのだが、
みなさんご存じのとおり、
バリウムを飲んだら、検査が終わるまで
「ゲップ」をしてはならない。
それはゲップをするとせっかく膨らませた胃が
しぼんでしまうからなのだが、
これは何とか耐えることは可能だった。
しかし空腹に流し込んだバリウムが、
身体を動かすと胃の中でズシッと動くので
気持ち悪いことこのうえない。
何でもそうだが、これを初めてやった人は
どんな気持ちだったんだろうかと思うが、
今、こういった検査が安全に受けられているのは、
そういう方たちのおかげでもあるわけで、
あらためて敬意を表したい気持ちである。
とは言ってもツラい検査なことに変わりはないのだが、
ハァハァ言いながらも10分程度の撮影を終え、
ようやく試練(?)から開放された。
あまり気分のいいモノではないが、
体内を圧迫していた物体は無事排出され、
ほんのちょっとだが、気分がラクになった。
その後下剤を飲んで、検査は無事終了。
終わってしまえば、少々ツラかったものの、
どうってことはなかったが、
やはり初めて受ける検査は勝手がわからず緊張する。
しかも技師が若い女性の方だったので
あんまりカッコ悪いところも見せられないしで、
見栄っ張りはこんなとき大変である。
検査結果は2週間ほどで届くとのことで、
今はまだ何とも言えないが、
あんな検査でどこまでわかるのか、
解説してくれたらいいのにと思う。
がしかし、こういった検査を受けるたびに、
「健康は宝だよなぁ」としみじみ感じてしまうわけである。
ちなみに検査が終わってからロッカールームに戻るまで、
バリウムをこぼしたせいで、
口のまわりが真っ白になっていたことに気付かず、
かなり恥ずかしい思いをした。
スタッフの人も教えてくれればいいのにとか思ったのだが、
これから検査を受ける予定のある方は、
くれぐれもしっかり口を拭くのを忘れないようにしてください(笑)。 |